【白だし10:1】料亭の味を家で再現
プロが“本当に大事なこと”だけ詰め込んだ究極おでん
「おでんは手間をかけた分だけ美味しくなる」
――正直、それは半分正解で半分ウソです。
やる茶では、
やらなくていいことはやらない。
でも、やるべきところは必ずやる。
今回は、
家庭でも失敗しない
白だし10:1のおでんを、
プロ目線で“必要なことだけ”まとめました。
① おでんの美味しさは「練り物」と「グルタミン酸」で決まる
おでんの出汁は、
具を入れた瞬間から完成に向かって動き出します。
練り物は「具」じゃない
ちくわ、さつま揚げ。
これは飾りではありません。
👉 出汁を完成させるための材料
魚の旨味が溶け出して、
白だしだけでは出せない
奥行きのある味になります。
昆布がなければグルタミン酸
昆布がないからといって、
無理に入れる必要はありません。
その代わり、
味の素をほんのひと振り。
練り物の旨味と合わさって、
出汁が一段深くなります。
味付けは迷わず「白だし10:1」
水10:白だし1。
これを基準に、触りすぎない。
具材から出る旨味と合わさって、
ちょうどいいバランスになります。
② 大根は「やらない手間」と「考え方」が9割
面取りは、やる茶ではやっていません
はっきり言います。
👉 家庭で食べる分なら、大根の面取りは不要。
見た目を整えるための作業なので、
味への影響はほぼありません。
その分、
別のところに手をかけた方が確実に美味しくなります。
下茹では最低限でOK
大根は軽く下茹でして、
アクとクセが抜ければ十分。
ここに時間はかけません。
冷凍大根を使うと、味の入り方が変わる
ここ、かなり大事な話です。
👉 おでんを作った後に冷凍する話ではありません。
👉 おでんを作る前に、冷凍しておいた大根を使う、という話です。
一度冷凍した大根は、
解凍すると繊維が壊れてスカスカになります。
その状態で煮ると、
出汁が一気に中まで染み込む。
これはおでんだけでなく、
・ぶり大根
・鶏と大根の煮物
こうした煮物全般に使える考え方です。
時間がない時ほど、
冷凍大根は強い味方になります。
③ こんにゃくとちくわは、下準備で差が出る
こんにゃくは「木の棒か手」で軽く叩く
ここは注意点。
❌ 包丁の背 → 切れます
⭕ 木の棒・すりこぎ・手
軽く叩くだけで、
表面に凹凸ができ、味が入りやすくなります。
※面倒なら「下茹で不要タイプ」でOK。
ちくわは潔く4等分
細かく切らない。
しっかり出汁を出してもらうためにも、
大きめに切って任せる。
④ 大量でもストレスゼロ「洗濯機ゆで卵」
ゆで卵の殻むき、
数が増えるほど地獄です。
この方法なら、
まとめて一気に終わります。
下準備
・お尻側に穴を開ける
・お酢を入れたお湯で茹でる
ヒビが入っても、
お酢のおかげで白身は流れません。
完全に冷やす(ここ最重要)
茹で上がったら、
必ず完全に冷水で冷やす。
ここをサボると失敗します。
鍋の中で「完全に洗濯機」
冷えた卵を鍋に入れ、
少量の水を入れて――
ぐるぐる、ぐるぐる。
イメージは
👉 洗濯機が回っている状態。
卵同士と鍋肌に当たって、
細かいヒビが一気に入ります。
持った瞬間、
ツルン。
気持ちいいです。
⑤ おでんのつゆ、捨ててませんか?
大根を食べ終わったあと、
鍋に残るあのつゆ。
まさか…
捨ててないですよね?
あれは、
練り物・大根・卵、
すべての旨味が溶け込んだ
完成された出汁です。
おすすめの使い道
✔ 雑炊(溶き卵だけで十分)
✔ うどんを入れて〆
✔ ラーメンのスープ代わり
捨てるなんて、
正直もったいなさすぎます。
まとめ|やる茶のおでんで大事なのはこれだけ
✔ 練り物は必ず入れる
✔ 昆布がなければグルタミン酸
✔ 大根の面取りはしない
✔ 冷凍大根は「作る前」に使う
✔ こんにゃくは木の棒か手で叩く
✔ 味付けは白だし10:1
✔ 卵は洗濯機のように回す
✔ つゆは最後まで使い切る
余計なことはしない。
でも、大事なところは外さない。
それだけで、
おでんはちゃんと美味しくなります。

