真鯛の下ろし方(うろこ付きのまま)
今回は「真鯛(まダイ)の下ろし方」をご紹介します。
家庭で気軽に捌けるよう、うろこ引きを使わず、そのまま下ろせる方法で解説しています。
まず、エラと内臓を取り除きましょう。頭を付けたままでも下ろせますが、頭を落とした方が作業しやすいのでおすすめです。
首の関節部分、骨と骨の間に刃を入れると、スッと外れやすくなります。
次に身を下ろします。包丁を逆さ包丁に持ち、皮目から切り込みを入れ、骨に当てながら中骨まで刃を通します。
その後反対側も同じ手順で卸して。裏返してもう片身も同様に処理します。
今回は時短のため背の方から一気に下ろしちゃってます💦
腹の骨を取り除く際も、逆さ包丁で骨を外してから腹骨を取ります。
皮を引く段階では、一般的には“外引き”が多いですが、私が若い時に教わったのが内引きなので今回は内引きで進めています。
最後に仕上げとして、身を流水で洗ってペーパータオルで拭けば完成
頭を梨割り(頭を割る技法)で切り骨と一緒にカブト煮にしましょう。
うろこを取らずに下ろす理由は、一般のご家庭にはうろこ引きがない場合が多いためです。
ぜひこの手順を覚えておいて、次のお魚料理に役立ててください。
慣れればスムーズに捌けるようになりますよ。
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